10月9日の雲海テラス
今朝の雲海テラスでは珍しいタイプの雲海が発生しました。
営業開始時は雲中で視界が100m程。山麓と山頂の温度差も無く同じ3℃の外気温で、放射冷却も発生してなさそうで、雲海の発生も期待できませんでした。
夜明け前から視界が開け始め、トマムエリアの灯りがぼんやり見える様になりました。5:00過ぎから徐々に明るくなり、タワーマウンテンの裏まで雲が発生しているのを確認できました。
どうやらトマムより北側の山間部で出来た雲が、トマムエリアに流れ込んでいるらしく、中々見れない光景となりました。普段ですと北から雲が流れてくる場合、雲中の時間が長く続く事が多いのですが、今朝は薄い靄がかかるくらいで、比較的安定して雲海を見る事ができました。
「珍しいタイプの雲海」と前述していますが、北側で出来た放射霧がトマムに流れ込んでくるという事はほぼ無く、普段ですと鵡川の下流部の西から流れ込んでくる事が多いです。
鵡川沿いにできる雲海は「雲河」と言って、霧の種類で言えば「蒸気霧」というもの。今朝見られた雲海は「放射霧」で、これが北から流れ込んでくる様子はほとんど見た事がありません。
今朝はだいぶ長い時間雲海を楽しむ事ができました。
また明日以降の雲海の発生に期待したいです。
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日々表情を変えるトマム山からの景色やCloud9の散策など、朝の特別な時間をぜひ雲海テラスでお過ごしください。
明日の雲海予報は15時までにトマム公式HPにてお知らせいたします。