1,088mと1,200m
昨日とは違い、雲は濃く、真っ白な雲に包まれました。気温は、6月中旬なのに5℃。本州、海外からお越しのお客様は、皆ぶるぶる震えていました。雲海テラスでは、未だに冬用のインナーが手放せません。インナー(例えば:ヒートテ○ク)は薄くて、それほど荷物にもなりませんので、今朝のように雲間を長時間待ち伏せしなければいけない日には、とても重宝します。「備えあれば憂いなし」です。一枚履くだけで全然違います。前日の予報は、雲間から悪天候型の雲海が見れる可能性があ…でしたが、一向に変化が現れないのです。風も少しあるので、雲間や切れ間が出てきてよいのですが、全くその気配はなく濃い雲中でした。こんな日は、ダメもとでトマム山へ登り標高を上げてみましょう…登山道は、トマム山山頂まで、ゆっくり登ると30~35分程で登ることができます(1時間ちょっと見ていただくと往復することができますが、滑りやすいのでご注意下さい)。すると…雲中の登山道を、登り続けると少しずつ霧が薄くなり、頂上にたどり着く手前(標高およそ1,200m近辺)の西側方面で、全面に広がる雲海を見ることができました。要するに、今朝の雲海テラスは、この雲海のど真ん中にどっぷり入り込んだ状態でした。残念ながら山頂の1,239m付近では、東の方から流れてくる雲で雲中になっており、時より雲間からかすかに雲海が見えました。登山しても見えない日もありますが、見えることもありますので、諦めずに雲の状況を見ながら少し登山道を登って標高を上げてみるのも手です。実は、営業終了間際の8時半頃からは、一瞬ですが、クラウドウォークから西側に広がる雲海を見ることができました。時間としては、5分位で雲に隠れたり、出てきたりを繰り返していました。全面に広がる素晴らしい悪天候型の雲海でした。このように、営業終了間近に雲海が見え始めることは、シーズン中、必ず数回は起こります。本当に自然は最後まで分からないものですね。
ご来場の際は、登山道を歩けるような靴(ランニングやウォーキングシューズなど、ヒールはNGです)でお越しくださいませ。より一層雲海テラスをお楽しみいただけます。より多くの方々に雲海を見ていただけるよう、引き続きこのブログにて、色々とご案内してまいります。
※昨年は、6月16日~21日まで連続発生しています。これからの連続発生に期待したいです。
☁雲海発生予報☁
【6月14日(火)の雲海発生確率は 20% でしょう】
明日の北海道付近は、引き続き気圧の谷の中でしょう。トマム方面はふもとを中心に雲に覆われ、弱い雨が降りそうです。雲海テラスでは雲の流れの中で、時折雲の切れ間から悪天候型の雲海が見られる可能性があります。視界が開けるのを待つ間は雨や風に対応する必要があります。防水の効いた暖かい服装でおいでください。
朝4:00よりト(マム公式ホームページ、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式ホームページ、スマホサイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~ 8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、6月中旬オープンいたします。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。