いちばん長い日
昼間の時間が一番長くなる日の雲海テラスは、濃い霧に包まれた雲中からの始まりです。風が少々あり、上空の雲間から青空が少しだけ顔を出していたので霧が晴れば雲間から雲海が現れるのではないかと希望も持ちながら、雲間を待つ雲との根競べになりました。何度か、雲が切れ太陽が顔を出し、すき間から太陽の温かさや、存在を感じることができましたが、雲の動きは早く一瞬で雲間は消えてしまい、深い雲の中にいる時間がほとんどでした。
今日は一年で一番昼間の時間が長くなる夏至です。北海道は、緯度が高いため、今朝の日の出の時間は、3時47分ごろ。太陽が出てる時間帯は、なんと15時間23分もあり、東京と比べると48分、沖縄の那覇と比べると1時間36分も長いのです。北海道だけでもサマータイムがあれば、夕方の時間をもう少し有効に使えるのになぁ…なんて思います。雲海テラスにお越しの際は、超早起きですので、1日が本当に長く使えます。モリモリ遊ぶ時間がありますが、前日に夜更かしをすると朝がとても辛くなりますので、くれぐれも雲海の日は早寝をおすすめいたします。早く寝て、快適な朝時間をゆっくり雲海テラスで楽しみましょう!
明朝は、今シーズン初の50%の雲海発生確率です。太平洋産とトマム産雲海の協演が見れるかもしれません。今から楽しみですね。リゾート周辺にも青空がでてきました!乞うご期待です。
それでは気になる明日の雲海予報です。
☁雲海発生予報☁
【6月22日(水)の雲海発生確率は 50% でしょう】
明日の北海道付近は、北海道南海上の動きの遅い低気圧を含む気圧の谷の中でしょう。このため、トマム方面では雲が広がりやすくなります。地上付近ではトマム産の雲海に加え、弱いながらも東よりの風が吹く影響で十勝方面から雲が流れ込み、太平洋産雲海の発生する可能性があります。テラス付近も時折雲の中に入りますが、眼下の雲海も見られる時間帯がありそうです。明け方の予想気温は10度前後、日差しの可能性は少なく、多少肌寒いでしょう。テラスへは暖かい服装でお越し下さい。
朝4:00よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~ 8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。