記録ストップ
奇跡的に6日間連続で発生した太平洋産の雲海。夢のような毎日でした...
夢のような日々には必ず終わりがくるのですね。今朝は、見渡す限り全面の霧に覆われ、営業開始から大きく雲間が現れることもなく、営業を終了いたしました。昨日まで全面に広がっていた太平洋産の雲海がウソのようです。今日お越しのお客さまは、納得できずに、この霧のように心の中はモヤモヤしていたのではないでしょうか。そんなお客様を見ている我々も申し訳ない気持ちでいっぱいになり、モヤモヤしてしまいます。さらに、今朝のテラスの朝の気温は12℃+湿度100%(霧の細かい水の粒子が目で見えます)。30℃前後の本州の気温になれているお客様には、凍える寒さです。本当に、フリースのジャケットがあると重宝します。
こんな日は、ぜひ毎日開催の「雲海ガイド」を聞いて下さい。先ずは、現在どんな状況で、今後、どのように変化しそうか、雲間が開けて雲海がスポット的に見えてくる可能性はありそうか…などをお話しています。テラス滞在中の判断にご活用下さい。
後ろ向きなお話は、ここまでにして前向きな夢のお話に戻りましょう。
それでは、ここ6日間連続で発生した雲海のダイジェストをお楽しみ下さい。
【7月26日(火)】
いつものとは違う西側の風で、日高山脈方面(右)に滝のように流れる雲海が見えました。【7月25日(月)】
流れ込む雲の量が少し多めでした。遠く東の空も澄んでおり、日の出がとても美しい朝でした。日中、6日間で一番暑くなりました(28度くらい)。
【7月24日(日)】
トマムの短い夏の訪れを感じさせる日差し、青空、全面雲海。【7月23日(土)】
北海道大学の山中先生による雲海ガイド。南東から、西から流れ込む全面雲海。雲が厚く8時近くまで発生。【7月22日(金)】
雲に挟まれた全面に広がる太平洋産の雲海。高層の雲が6時頃には、雲海とくっついてしまい雲中に。【7月21日(木)】
滑らかに広がる全面雲海。上空には、トマムのイメージポスターのような雲があり、太陽の光が雲のスキマから差し込み素晴らしい雲海でした。奇跡のように続いた6日間でした。この先も、より多くの方々が素晴らしい雲海と出会えますように!
それでは、気になる明日の雲海予報です。
☁雲海発生予報☁
【7月28日(水)の雲海発生確率は 20% でしょう】
北海道付近には日本海から前線を伴った低気圧が近づきます。このためトマム方面では、明日は雨が降り、雷を伴う恐れがあります。悪天候型の雲海が発生する可能性がありますが、テラスは雲の中となりやすく、時折雨の降り方や風が強まりそうです。雨具を準備して、防水の効いた暖かい服装でお越し下さい。
4:00よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~ 8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。
≪雲海アフターのおすすめ≫
①雲のしたカフェ&マルシェ→朝食+ショッピング(5:00~10:00 有料)
②熱気球フライト(受付 5:30~7:00 有料)
②ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
③水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)④夏のアドベンチャーマウンテン→ニポチェアー遊覧・散策(9:00~16:00 有料)⑤雲海ゴンドラ山麓のトマム食堂2階では、日帰りのお客様やドライバーをサポートする「うたたねラウンジ」(仮眠エリア)を設置しました。無料開放中です