雲海劇場開催!!
本日は何とも変わった気候でした。
朝一番は先が見えない真っ白な世界から雲海劇場が始まりました。昨日に出した雲海予報確率では30%と低めの確率で、我々スタッフも「今日は雲中で終了かな。。。」と頭においての営業開始です。というのも東北から北海道にかけて緩い気圧の谷が走っており、東日本は天候が不安定なままで天気が変わりやすく、悪ければ雷雨で運休、なんてことも考えられたからです。
5:40頃でしょうか、ずっと南東の風だったテラスは静穏~北東と風向きを変えました。その辺りから我々スタッフの頭の中では「ん?!」となり始めました。その後雲の中にある雲海テラスは少しずつ日の光が差し込み始め、突然眼下に素晴らしい太平洋産雲海が現れました。わずか5分程で辺りは一変しました!テラス内は歓声に包まれました。
長年雲海テラスで働いている我々スタッフでさえ雲海劇場の虜になってしまい、まさかの雲海出現に非常に大変驚きました。普通気圧の谷に入っているときは雲海の発生はなかなか見る事が出来ません。南からは湿った暖かい空気が入り込み、北から冷たい空気がやってきてぶつかるので北海道は雲のできやすい環境になっていたはずでしたが、北海道の遠く東海上にある高気圧が良い動きをしてくれたのでしょうか?
とにもかくにも素晴らしい雲海を見る事が出来てよかったです。 スタートは雲中でしたので早めに下山された方には大変心苦しいですが、雲海劇場は最後までホントにわからないです。僕らスタッフも毎日予想しながらお仕事させていただいておりますが「予想しつつ雲海テラスに来ること」も雲海テラスの楽しみ方の一つです。十二分に雲海テラスを楽しむにはぜひ雲海予報も併せて楽しんでみて下さいませ。
さて明日の雲海予報はどうでしょうか?
☁雲海発生予報☁
【8月3日(水)の雲海発生確率は 30% でしょう】
北海道付近は弱い気圧の谷の中で、大気の不安定な状態が続きます。南から湿った空気が流れ込み、太平洋産の雲海が発生する見込みです。テラスは初め雲の中に入る時間もありますが、次第に雲の切れ間が大きく広がり、眼下に雲海が眺められそうです。明け方は一枚羽織る物が必要ですが、日が高くなるにつれて日差しも強まり気温も上がるでしょう。
4:00よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~ 8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。
≪雲海アフターのおすすめ≫
①雲のしたカフェ&マルシェ→朝食+ショッピング(5:00~10:00 有料)
②熱気球フライト(受付 5:30~7:00 有料)
②ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
③水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)④夏のアドベンチャーマウンテン→ニポチェアー遊覧・散策(9:00~16:00 有料)⑤雲海ゴンドラ山麓のトマム食堂2階では、日帰りのお客様やドライバーをサポートする「うたたねラウンジ」(仮眠エリア)を設置しました。無料開放中です