北の七夕
北海道では、今夜8月7日が七夕になっている地域が多いのです。なぜ、8月なのかというと旧暦の7月7日を、新暦に直すと8月7日なるそうで、その地域の人たちが、当時旧暦を使うのか新暦を使うのかを決めたようです。北海道には、いろいろな地域から移住してきた人たちが多く、当時入植してきた藩や、グループによって北海道内でも七夕を7月、又は、8月に行う地域が両方存在しているようです。
全く雲海と関係ない話題でスタートしたということは...残念ながら今朝も雲海を見ることができませんでした。今朝の見れなった言い訳を、何点か挙げますと・・・
①前日の日中の湿度が低過ぎて空気が乾燥していた。
②風があり、雲が撹拌されてしまい雲がバラバラに。海になり切れなかった雲海の種が少しだけ流れ込んできましたが、日の出と共に消滅してしまいました。やはり空気中の水分量が低過ぎて、朝方に気温が下がっても雲になれなかったのが一番の原因ではないかと思います。雲海はありませんでしたが、上空はきれいに晴れ素晴らしいご来光、そして、北海道らしい日高・十勝・東大雪の雄大な山岳風景がお楽しみいただけました。この後、4時後半から突然風が強く吹き始めたため、ゴンドラ運行の安全を確保するため、営業途中でしたが強風による雲海テラスの営業中止を判断いたしました。ご来場いただいた皆さまには大変ご迷惑をおかけいたしました。トマムの北西には、雷を伴った雨雲(前線がある)が接近中でした(実際には、トマムまで来ることはありませんでしたが)。
今夜は、全道的に夜も晴れるところが多そうです。南東の高い位置に、織姫星、彦星、デネブを結んだ夏の大三角形がきれいに見えそうです。トマムでは、肉眼で天の川が見えます。肉眼で見る天の川は、とても感動的です。今夜、いかがですか。
暦上では、今日が立秋です。秋に向かって、また雲海発生頻度が上昇します。そろそろ全面に広がる雲海が見たいですね。
では、気になる明日の雲海予報です。
☁雲海発生予報☁
【8月8日(月)の雲海発生確率は 30% でしょう】
北海道付近は、サハリン北部の低気圧からのびる前線が近づき、大気の状態は不安定となります。トマム方面は、多少晴れ間が出る程度で低い雲に覆われる見込みです。山麓には太平洋産の雲海が発生する可能性がありますが、雲海は気温の上昇とともに徐々に消散へ向かうでしょう。早めのご来場をお勧めします。明け方の予想気温は18度くらいと冷え込みは強くないですが、一時的に風がやや強く吹く時間がありそうです。半袖などに一枚羽織る物があると、雲海の発生をゆっくりと待つことが出来るでしょう。
4:00よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
5月14日~ 8月31日 4:00~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。
≪雲海アフターのおすすめ≫
①雲のしたカフェ&マルシェ→朝食+ショッピング(5:00~10:00 有料)
②熱気球フライト(受付 5:30~7:00 有料)
②ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
③水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)
④夏のアドベンチャーマウンテン→ニポチェアー遊覧・散策(9:00~16:00 有料)
⑤雲海ゴンドラ山麓のトマム食堂2階では、日帰りのお客様やドライバーをサポートする「うたたねラウンジ」(仮眠エリア:4:00~)を設置しました。無料開放中です。