雲海って冬も出るの?
本日は山頂付近の強風のためゴンドラの運行を運休といたしました。楽しみにしていたお客様には大変申し訳ございませんが、何卒ご理解くださいませ。
とうとう今シーズンも残すところあと1日となってしまいました。今シーズンは台風の影響もありだいぶ運休が多くなってしまった印象があります。やはり自然の力は偉大で、人間の力では太刀打ちできないことを痛感いたしました。私たちはその自然を相手にお仕事させていただいているわけで、これからも自然と共存しより多くのお客様とともに雲海を見えれたらな、と切に願っております。
今日は冬の話を。。。
雲海テラスは冬は「霧氷テラス」として営業していることはご存知でしたか?「霧氷」とはあまり聞きなれない言葉ですが、簡単に言えば「樹氷」の子供のようなものです。氷点下の状況が長く続くことと、雲ができやすい環境であるここトマムでは、「霧氷」もできやすく、山々にある木々に氷が付着しやすくなっています。降ってくる雪も雪温が低いので「樹氷」のように木々に付着せずに大きくはならず、繊細で可憐な様相を私たちに見せてくれます。特に快晴時は太陽光が木々に付着した氷に映り込み、空の青と相まって素晴らしい景観を見ることができます。一昨年まではスキー・スノーボードするお客様しか楽しめませんでしたが、昨年からスキー・スノーボードをしない人でも存分に絶景を楽しむことができるんです。ぜひ真冬の雲海テラスである「霧氷テラス」にもおいでくださいませ。雲海とはまた違った絶景を見ることができると思いますよ。
題名の質問の答えですが「ほぼ出ません」が答えです。雲は水蒸気なので地表面に落ちるか、木々に付着するか、ダイアモンドダストとなって大気中を浮遊するか、ですね。雲海は出ませんがトマムの大自然は四季折々全く違った表情を私たちに見せてくれます。冬のトマムも最高ですよ!!
さて最終日の雲海発生予報はどうでしょうか?
☁雲海発生予報☁
【10月17日(月)の雲海発生確率は 30% でしょう】
明日の北海道付近は、日本の東に中心を持つ高気圧の圏内でしょう。トマム方面は、低めの雲がやや広がりやすくなりますが、次第に雲は薄くなり、朝にかけて晴れ間も出てくる見込みです。テラス付近は、概ね晴れるでしょう。一時的にトマム産の雲海が発生する可能性があり、きれいな日の出を見られる可能性も十分あります。明け方の気温は6度で、朝までは暖かくなりにくいため、テラスへは厚手の上着や手袋などしっかりした防寒対策なさった上でお越しください。
北海道地区 道路情報 道路情報(国道・道道:北海道開発局)
気象庁 レーダーナウキャスト 気象情報(気象庁)
4:30よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。
≪雲海アフターのおすすめ≫
●ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
●水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)