Farm Area ファームエリア
雪やこんこ。
ここしばらくトマムも暖かい日が続き、雪がだいぶ溶けてしまいましたが昨日今日と...
雪やこんこ。
ここしばらくトマムも暖かい日が続き、雪がだいぶ溶けてしまいましたが昨日今日と雪が降りました。
スキー場にも新雪が降り積もりリフトスタッフも一安心。
牛たちも雪は嫌いじゃなく、牛舎から外に出て雪で涼んでいたりします。
写真はララ。私たちの隙を見て、柵を飛び出すおてんばさんに育ちました。
姉のキキはそんな事ないので、双子でも性格は様々です。
写真の後ろで顔を斜めに、小さく映り込んでいるのはクラリー。
あざとかわいいポーズ、では無く首が痒いのかドア口でめっちゃ激しくかいているところです。
暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日は続きます。
牛達もお互いを労わりながら、この季節を乗り越えて...
暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒い日は続きます。
牛達もお互いを労わりながら、この季節を乗り越えていきます。
今日は一日快晴でした。
そんな日は太陽の下で、日光を存分に取り込み体温とビタミンDを蓄えます。
私たち人間も室内にこもってばかりではなく、見習わなくては。
みなさんは冷たい牛乳と温かい牛乳、どちらが好きですか?
私は断然冷たい牛乳派でしたが"、最近は体...
みなさんは冷たい牛乳と温かい牛乳、どちらが好きですか?
私は断然冷たい牛乳派でしたが"、最近は体を温める効果を実感しており、特にこの寒い季節はホット派になりました。
仔牛達はどうか、というと年中”生ぬるい"牛乳を飲んでいます。
人肌より少し温かい、38-39℃程度が適温と言われています。
これはお母さんの体温に合わせた温度帯なんです。"牛肌の温度"という事になります。
なんでも、この温度帯が牛乳の甘味や風味が引き立つとか。
冷たい牛乳をそのまま仔牛に飲ませるとたちまちお腹をこわしてしまいます。
子牛達が一番美味しく、体を壊さないようにお母さんが体内で温度調整しているんです。
なので、この時期は搾りたての牛乳もすぐに外気で冷えてしまうので、仔牛の為に牛乳がとり分けられた哺乳瓶はお湯に浸して"牛肌"に保温します。
余談ですが、私はホットミルクを飲むときはもうちょっと熱い温度で、少し甘味を足します。
腸内細菌である「ビフィズス菌」のエネルギー源になるオリゴ糖を少し足すと、腸活にもよく、仕事で疲れた脳や体、さらには心のエネルギーチャージになります。
私にとっても牛乳は豊富な栄養だけでなく、幸せもくれる飲み物です。
昨日の投稿のつづきです。
生産地の近くに消費地があって、そこには沢山のお客様がいて、私たち...
昨日の投稿のつづきです。
生産地の近くに消費地があって、そこには沢山のお客様がいて、私たちは恵まれた環境で仕事をさせてもらっています。
特に牛乳は生鮮品。
新鮮な牛乳の美味しさを多くのお客様に知って欲しい。
配達は正直言うと重くて大変なのですが、その思いで日々頑張っています。
自分達で作った牛乳や乳製品を手にして、口にしているお客様を目の当たりにできるのもこの"近い"環境の醍醐味です。
地産地消の良さを実感します。
ファーム星野では星野リゾート トマム内の各所に毎日牛乳や乳製品を配達します。
吹雪の日や、大雨の日、ちょっ...
ファーム星野では星野リゾート トマム内の各所に毎日牛乳や乳製品を配達します。
吹雪の日や、大雨の日、ちょっと外に出るのが億劫な日も毎日届けます。
今日は晴れててよかった。
伝わりますか?この濃厚感。
出来たてヨーグルトの製品チェックを行っています。
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伝わりますか?この濃厚感。
出来たてヨーグルトの製品チェックを行っています。
スプーンでテクスチャーを確認します。
左手で動画を撮っているので微妙に震えています。笑
味のチェックは私はもちろん、一カップ全ていただきます。
巷では風邪やインフルエンザが流行ってますが、ファーム星野のチーズ工房メンバーは今期みんな風邪知らず。
乳酸菌が僕たちを守ってくれてるのでは、と噂してます。
風邪の予防にヨーグルトが直接的に効果があるかは分かりませんが、腸に良いのと、食べたら幸せな気分になるのは実感します。(あくまで個人の見解です。)
あけましておめでとうございます。
2024年一発目の投稿はカメラに向かって決め顔のテチ。<...
あけましておめでとうございます。
2024年一発目の投稿はカメラに向かって決め顔のテチ。
冬毛がいい感じにソフトモヒカン風になっています(笑)
"Oldies but goodies"
トマムの原風景を取り戻しながら、営み自体を観光資源として取り込むファーム星野の取組みを通して、この地を訪れる人にとって、どこか懐かしく、でも新鮮で心地よい体験がある場所にしていきたいと日々活動しています。
今年も宜しくお願いいたします。
星野リゾート トマム「ザ・タワー」SHOPの"ファーム星野コーナー"に新しいパネルが設置されました。...
星野リゾート トマム「ザ・タワー」SHOPの"ファーム星野コーナー"に新しいパネルが設置されました。
真ん中にある、3頭の牛さんパネルです。
右の白黒の牛さんはホルスタイン。
中心はジャージー。
左はブラウンスイス。
これは今日の牛乳は、どの牛さんから搾った牛乳だよ、という事を示しています。
この写真を撮った日のトマム牛乳は、ホルスタイン11頭、ジャージー1頭、ブラウンスイス3頭のブレンド牛乳だった様です。
それぞれの牛さんパネルには、それぞれ牛さんの名前、顔イラスト、ナンバーが書かれたマグネットが貼られています。
特に顔イラストはそれぞれの牛の特徴をよく捉えた、コウさんの力作です。
時期によりメンバーは入れ替わり、メンバーが変われば牛乳の味も変わっていきます。
牛乳はいろいろな牛さんからのお裾分けの集合体である事を、みんなに知って欲しくてこのパネルを制作しました。
「ロロちゃん、ネルちゃん、オハナちゃん、、、、みんな美味しい牛乳をありがとう」
と思ってもらえると嬉しいです。
ザ・タワーにお越しの際にはぜひご覧ください。
外に出てふと牛の方を見たら、車輌メンテンナンスに来てくれていた整備スタッフとアンナがスキンシップをしていました。
外に出てふと牛の方を見たら、車輌メンテンナンスに来てくれていた整備スタッフとアンナがスキンシップをしていました。
ファーム星野の牛達はトマムで働く社員みんなに可愛がられて暮らしています。
思わずほっこりする光景です。
(だっ、、、脱走だーーー!!)
雪原と化したファームエリアにポツンと佇む大きな動物の影を遠...
(だっ、、、脱走だーーー!!)
雪原と化したファームエリアにポツンと佇む大きな動物の影を遠くに捉えました。(私は少し視力が弱い)
ちょっと近づいて確認したら、立派な角を持った野生の牡鹿でした。
この時期牛が脱走すると、ものすごく捕獲が大変なのでほっと一息。
それにしても近づいても全然逃げない堂々とした牡鹿でした。
ご覧の通り、ファームエリアはすっかり銀世界です。
緑が広がり、活気ある夏のファームエリアが一番好きですが、雪に覆われ全てが静かに眠りについているようなこの時期もいいものです。
冬の間も牛の事やファーム星野の活動の事をこのDiaryに、少しのんびりめに、綴っていきたいと思います。
宜しくお願い致します。
毎年恒例ですが11/1は星野リゾート トマムのグリーンシーズン最終営業日でした。
今期は行...
毎年恒例ですが11/1は星野リゾート トマムのグリーンシーズン最終営業日でした。
今期は行動制限が無い久々のシーズンとなり、より多くのお客様がトマムにお越しくださいました。
私個人としても行きたかったけど行けなかった、多くの場所に出かける事ができました。
この数年来、味わえなかった事でした。
お迎えするのも、訪ねるのも、やっぱり良いものだなと改めて実感しました。
川の水は流れが止まると淀みます。
旅は人の心を淀ませない為の活動で、必要不可欠なものかもしれない。
ステイホームの頃、そんな事を思っていました。
動く事で、心をリフレッシュさせ、新たなエネルギーを生む。
そういうものが旅であって欲しい、と願っています。
旅の満足を作る事も、旅の目的を作る事も私たちの大切な仕事です。
多くの人に選ばれる旅先になりたい、その為に農業や生産活動を通して何ができるか?
そして、観光を介して農業界や地域にいかに貢献できるだろうか?
ファーム星野の永遠のテーマです。
ずっと難題に頭を悩ませながら、走ったり、歩いたり、少し立ち止まりもした7年目のシーズンでした。
お疲れさまでした。
でも、相変わらずファームチームの活動は365日休まずに続きます。
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今年もトマムに、ファームエリアに、お越しいただいた皆さま、ありがとうございました。
来年は行きたいよ、という皆さま、ぜひお待ちしております。
牛たちは冬の間、牛舎周辺で生活するので、お客様のお目に触れる機会は少なくなりますが、そんな中でもファーム星野は日々活動しております。
トマムエリア内で乳製品をお楽しみいただけますので、是非冬のトマムにもお越しただきたいです。
本ダイアリーは少し充電期間をいただき、改めてどこかのタイミングで再開したいと思います。
皆さま、良い時をお過ごしください。
この時期は夏に使った放牧地の牧柵を畳む作業があります。
何十ヘクタールとあるので毎日コツコツ行います。
この時期は夏に使った放牧地の牧柵を畳む作業があります。
何十ヘクタールとあるので毎日コツコツ行います。
カラマツの落葉、雪虫、牡鹿の鳴き声、キリリとした空気感。
冬がもうそこまで来ている事を感じます。
夕暮れが特にきれいなのもこの時期だと思います。
牛たちがいなくなった放牧地には堆肥が撒かれ、やがて雪に覆われ、また春が来たら牛たちが帰ってきます。
お疲れ様でした。
来年もまた美味し草を生やしてね、とお願いしながら、もう少し作業を続けます。