Farm Area ファームエリア
朝6時35分。
放牧場で夜を過ごした牛たちは搾乳の為、牛舎に帰ります。
朝6時35分。
放牧場で夜を過ごした牛たちは搾乳の為、牛舎に帰ります。
「ネルさん、そろそろ行きましょう。みんな先行っちゃいますよ。」
「まだ食べてるしー」
会話にするとそんな感じです。
場所によっては15分くらいかけて、みんなで歩いて帰ります。
皆さんお泊りのホテルの眼下で、はたまた雲海テラスから見る雲の下で。
ファームエリアでは、毎日こんなのんびりとしたやりとりが繰り広げられております。
「君の、その香水のせいだよ」
と歌った曲が流行ったのはもう3年も前なんですね。
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「君の、その香水のせいだよ」
と歌った曲が流行ったのはもう3年も前なんですね。
牛たちもこの時期、香水をかけてもらって放牧に出かけます。
香水、といっても虫よけ用なのですが、天然のひのき成分なので良いにおいがします。
お出かけ前のちょっとした、おめかしタイム。
海野さんにふりかけてもらって、みんな悪い気はしていないようです。
ミナミナビーチ内にある「mina mina cafe」さんで"トマム牛乳"が飲めるようになりましたー...
ミナミナビーチ内にある「mina mina cafe」さんで"トマム牛乳"が飲めるようになりましたー
6月16日の当Diaryで紹介した「牛乳出しコーヒー」も、mina mina cafeさん独自ブレンドで提供いただいております。
看板が完成したので、コウさんと二人でさっそくお邪魔してきました。
看板デザイン&カメラマン=コウさん
モデル&試飲=私(ミヤタケ)
です。
コーヒー牛乳は私が作るのより全然美味しいです♪
木林の湯でのお風呂上がりに、ミナミナビーチで泳いだ後に。
トマム牛乳とトマムコーヒー牛乳をぜひ、例のポーズで、お楽しみください。
トマムもようやく暑さがやわらぎ過ごしやすくなってきました。
「モーモー学校」ではガイドから...
トマムもようやく暑さがやわらぎ過ごしやすくなってきました。
「モーモー学校」ではガイドから牛追いのレクチャーを受け、ゲストの皆様だけで牛たちを隣の放牧地に誘導する、"牛追い実践"を行っていただきます。
暑い日は涼しい場所から動きたくないのはヒトも牛も同じ。
日陰で頑として動かない牛たちを相手に、ガイドは大汗をかきながら、牛たちが動きはじめるきっかけ作りをします。
気温が下がり涼しくなると、牛たちも素直に、足並み軽く動いてくれるのでガイドとしては随分楽になります。
ゴールに先回りし、牛たちとゲスト皆様の到着を待っています。
札幌の街に出てきました。
札幌大丸店で開催される「poroco✕O.tone 推しグルメフ...
札幌の街に出てきました。
札幌大丸店で開催される「poroco✕O.tone 推しグルメフェス」に"ファーム星野"として初出展しているからです。
https://www.poroco.co.jp/newsreport/2311/
昨日、私も製品を配達した流れで店頭に立って一日お手伝いをしてきました。
とても有り難い事に、レジの列が途絶えず、注文をお伺いし、ひたすら黙々と商品をお出しして、に終始しました。
数年来の閉塞感から、戻ってきた活気を目の当たりにした一日でした。
こだわりの牛乳の事、かわいい牛たちの事、沢山の言葉を用意して行きましたが、まったく役に立たなかったのは残念です笑
「また食べたい」「次はトマムに行きたい」
と思っていただけたら、とても嬉しいです。
あの牛乳やソフトクリームがどんな環境で作られているのか、見て、肌で感じていただけると思います。
イベントは8月28日まで開催されております。
詳細は上記公式HPからご確認ください。
お近くの方でお時間ある方は是非、お立ち寄りください。
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますので、今日は涼し気な写真を一枚。
残暑お見舞い申し上げます。
まだまだ暑い日が続きますので、今日は涼し気な写真を一枚。
ファーム星野の勝手に、"もっと牛乳を飲もう!!"キャンペーン"の第2弾、映える牛乳寒天のレシピを紹介します。
(第一弾は6/16の投稿「牛乳だしコーヒー」編になります。)
【ファーム星野のフルーツたっぷり牛乳寒天~野に咲くお花を添えて~】レシピ
1、好きなフルーツをもらったり、買ったりしてザクザク切っていきます。
色とりどりのフルーツがあると楽しいです。
2、パウンドケーキ型があればベストですが、なければ直方体っぽい器であればなんでもOKです。
色合いを意識しながら、側面にフルーツをペタペタ貼り付けていきます。
3、寒天の素をお湯で溶かして牛乳に混ぜ、牛乳寒天のベースを作ります。
4、2に3をほどほどに流し込みある程度固まったら、フルーツを追加でどんどん入れて、また3を2にいれてフルーツ足してを繰り返します。
4の行程を丁寧に行うと、切った断面もフルーツいっぱいで見た目も鮮やかな映え動画も撮れちゃいます。
今回はちょっと切り分け動画はイマイチだったので、どこかで再チャレンジしたいと思います。
5、お花畑から大切に育てているお花を少し摘んで、付近にあしらえば完成です。(お花は食べられません)
ーーーーーー
凄く簡単で、見た目も、食べても涼しい一品です。
残念ながらトマム内で商品化されていない試作品となりますので、ファームのスタッフでこの後美味しくいただきました。
是非皆さまもご自宅でお試しください。
ファームエリアから大きな虹が見えました。
遠くにいるのは野生の鹿たちです。
ここでは牛やヤギ...
ファームエリアから大きな虹が見えました。
遠くにいるのは野生の鹿たちです。
ここでは牛やヤギ、ヒツジ、馬以外に野生動物に会える事もあります。
リピートしていただいたり、「また来たよ」と声を掛けていただいたりする事は、この仕事をしていて最も嬉しい出来事のひとつです...
リピートしていただいたり、「また来たよ」と声を掛けていただいたりする事は、この仕事をしていて最も嬉しい出来事のひとつです。
今年で4年目を迎えるモーモー学校にも、年をまたいで何度も参加いただいているお客様がいらっしゃいます。
プログラムの内容であったり、話の筋は毎年大幅に変更する訳ではないのですが、そこは動物達(私たちガイド含む)のする事です。
参加者の皆様との掛け合いや、牛たちの気まぐれさもあって、毎日/毎度違う内容になるのがガイドの立場としても楽しい所です。
モーモー学校は古典落語の様に、話し手(ガイド)によって、参加する皆様によって、はたまた牛達のその日の気分によって、同じお話のはずが毎回新鮮で、長く、多くの人に愛されるプログラムになって欲しいな、と願っております。
カフェ「ファームデザインズ」では、ガラス越しにモッツアレラチーズ仕上げ作業を行います。(チーズ製造日に合わせた不定期開催...
カフェ「ファームデザインズ」では、ガラス越しにモッツアレラチーズ仕上げ作業を行います。(チーズ製造日に合わせた不定期開催になります。)
スタッフによっては、人前で作るのは苦手、、、という声もありますが、私は比較的この"ライブスタジオ"に入るのが好きです。
見られるのが好き、というよりは、見るのが好き、なんです。
ここはファームエリアが一望できるロケーションにあるので、楽しんだり寛いでいる方や食事を楽しまれている方を直接目で見る事ができます。
これこそ、”地産地消”であったり、"6次産業"の醍醐味です。
先日、実演中に"生ハムモッツアレラのパニーノ"(とても大きい!!)をテラス席で食べているお母さんと3歳くらいの男の子が目につきました。
その子は信じられないくらい大きく口を開け、パニーノに一生けん命かぶりついていたのですが、その姿が一瞬何か違う"生き物"になったかの様に見えました。
「自然に還る」ってこういう事かも、とふと思いました。
目の前に広がる緑の大地や、大きな牛たちを見つけ、突然駆け出し、大きな歓声を上げる子供たちは総じて大人より"自然に還る"のが上手な様です。
ここで過ごす人たちを眺めながらチーズを練るのはなかなか幸せな仕事です。
マジックアワー、と言うそうです。
夕方と宵の間の数十分を言い、夕日のパワーで魔法をかけたみ...
マジックアワー、と言うそうです。
夕方と宵の間の数十分を言い、夕日のパワーで魔法をかけたみたいな幻想的な写真や動画が撮れるらしいです。
搾乳が終わって、放牧地に帰る牛たちにスマホを向けてみました。
魔法は掛かってるのかな?
自分ではよく分かりませんが、落ち着いた色合いで個人的には気にいっています。
私たちにとってこの時間は「今日も仕事が終わったぞー」というハッピーアワーでもあります。
トマムもよく晴れ暑い日が続いていますが、気温が下がり過ごしやすくなるこの時間帯は、牛たちの足取りも心なしか軽くなります。
3日に渡って「エデンの出産」をお送りしました。
エデンについてはいつかじっくりと書きたい事...
3日に渡って「エデンの出産」をお送りしました。
エデンについてはいつかじっくりと書きたい事があるのですが、ここでは文字数制限もあるので、またの機会にとっておきます。
私にとっても、ファーム星野にとっても、とても思入れが深い牛になります。
写真は当時仔牛だったエデンと私のツーショット写真です。
2020年春にとある写真撮影があり、牛も連れてきて欲しい、とカメラマンに言われてリゾート内のかなり遠い所まで海野さん、私、エデンでとぼとぼ歩いて行きました。
数いる牛からエデンが選ばれた理由は、一番素直で人懐っこく、最悪途中で暴れても大人2人でなんとかなるだろうサイズ感(笑)、という事からでした。
その撮影の待機時間に、残雪の残るバックヤードでこっそり撮られていた(でもお気に入りの)1枚です。
白いマスクがその時の世相を現わしておりますが、世の中も、リゾートもとにかく先行きの不透明な混乱期でした。
こんな時に不思議でのどかな仕事をしているなと、何か面白い気分になった事を思い出します。
今となっては当時も、この撮影も、良い思い出です。
あの日ロープを引いて移動できていたエデンは、今や力づくではどんなに押しても引いても(文字通り)ぴくりとも動かせない立派なお母さんです。
「三つ子の魂百まで」でホルスタインの中では、とびきり人懐っこい性格なのは相変わらずです。
生まれてはじめて立ち上ろうとしている仔牛を見守るエデンとテチ。
なぜかテチは厳しい眼差しをしています。
生まれてはじめて立ち上ろうとしている仔牛を見守るエデンとテチ。
なぜかテチは厳しい眼差しをしています。
お姉さんぶっているところが、なんともかわいい。