流れ込む雲海
雲がかかる心配なく今朝は、雲海を思いっ切り味わうことができました。日曜日の朝なので、今朝も多くのお客さまにご来場いただき、本当にありがとうございます。訪れた方のほぼ全員が、この素晴らしい雲海に出会えたのではないかと思います。雲海シーズンも、あと少しです。
先ずは、今朝の日の出のシーンからです。ご来光は、5時20分頃でした。写真手前には、トマム産の低い雲海が発生しており、その奥は荒波のように押し寄せる太平洋産雲海(雲は止まって見えました)。手前には、トマムのシンボルのザ・タワーの屋根が見えています。ここまでハッキリと、しかも、綺麗に2種類の雲海が同時に見えるのは珍しいです。雲海ゴンドラ山頂駅の上にある展望デッキは、流れ込む雲海と日の出を見るには最高の場所です。人工物(デッキなど)を入れて撮るとスケール感、雲海テラスっぽい写真が誰でも撮れます。日の出の時間帯は、皆さんズラーっと並んでいいます。早いもの勝ちです。太陽が昇る切った頃には、奥の方からどんどんと太平洋産の雲海が、低いトマム産の雲海の上に流れ込んできました。大荒れの海の波のように雲が波立ち、見ていて飽きない「いい~雲海」でした。今朝は、いつもより暖かく太陽が昇ると直ぐに10℃を越え、最高19℃まで気温が上昇しました。太陽の光も強く、白い雲と青い空をバックに影絵のような写真が撮れます。ちなみに、雲海テラスで一番雲海がダイナミック、ワイドに見えるクラウドウォーク付近が絶好の影絵写真スポットです。この写真は、登山道へ続く散策路からです。散策路はグルっと周遊できるようになっています。階段を少し登るだけで、展望デッキとはちょっと違った北海道らしいスケール感の自然・景色が堪能できます。ご来場の際は、ヒールではなく運動靴を履いて雲海テラスへお越し下さい。並々と白い雲が押し寄せたので、今朝は8時まで雲海が楽しめました。明日も高気圧に覆われ秋晴れの予報です。3日連続発生になりますように…
それでは、気になる明日の雲海発生確率です。
☁雲海発生予報☁
【9月26日(月)の雲海発生確率は 40% でしょう】
26日の北海道付近は、朝に弱い気圧の谷が通過します。このためトマム方面は上空は6時頃までは曇り空となりますが、その後は高気圧の張り出しの中に入り、上空の雲は解消してくるでしょう。風は西よりとなるため十勝産の雲海は入りにくい可能性がありますが、風は弱いため、トマム産の雲海が山麓を中心に広がる可能性があります。テラス付近では朝の気温は10度を少し超えるくらいです。袖口や襟元から冷たい風が入らないような服装でお出かけください。
北海道地区 道路情報 道路情報(国道・道道:北海道開発局)。
気象庁 レーダーナウキャスト 気象情報(気象庁)
4:30よりトマム公式サイト、トマムコンシェルジュ、公式ツイッターにて、その日の雲海発生状況をお知らせしております。なお、公式サイトでは、「雲海予報」、「今の雲海状況」、「過去の雲海発生状況」をご覧いただけます。雲海を確実に見て頂くためのツールとしてご活用下さいませ。
【雲海発生予報確率とは】
雲海の雲の量ではなく、雲海が発生するであろう確率です。雲海テラスご来場の際の参考としてお楽しみ頂ければ幸いです。
【2016年雲海テラス営業概要】
【営業期間】
2016年5月14日(土)~10月17日(月)
【営業時間】
9月 1日~ 10月17日 4:30~8:00(上り最終乗車)※下り最終9:00
【注意事項】
※天候不良により、雲海営業が中止になる場合がございます。
※トマム山登山は、オープンしました。頂上の1,239mからは、360度全面に広がる雲海を見ることもできます。片道約30分です。登山道は、滑りやすいのでご注意下さい。気象条件により、オープンできない場合があります。予めご了承下さい。
※早朝は低温の場合が多く、しっかりとした防寒対策をしてきてください。
≪雲海アフターのおすすめ≫
①雲のしたカフェ&マルシェ→朝食+ショッピング(5:00~10:00 有料)
②熱気球フライト(受付 5:30~7:00 有料)
③ミナミナビーチ→早朝露天風呂(6:00~9:00 有料/宿泊者無料)
④水の教会→早朝教会見学(6:30~7:30安藤忠雄氏デザイン 無料)